Cassandra 初期設定から起動してCQLSHでログインするまで

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前回はCassandraのインストールまで実施しました。

 

起動する前に設定ファイルを修正しておきたいと思います。

 

環境変数の設定

環境変数を下記のように設定します。

f:id:hatebuny68:20180428140723p:plain

設定ファイルの修正

設定ファイルは、インストールフォルダのconf/cassandra.yamlになりますので、この中を修正していきます。

cluster_name: 'Test Cluster'

 → cluster_name: '(任意の名前)'

#authenticator: AllowAllAuthenticator
 → authenticator: PasswordAuthenticator

# data_file_directories:

# - /var/lib/cassandra/data

 → data_file_directories:
             - C:/cassandra/data

# commitlog_directory: /var/lib/cassandra/commitlog 

  → commitlog_directory: C:\cassandra\apache-cassandra-3.11.2/commit_log
# saved_caches_directory: /var/lib/cassandra/saved_caches

 → saved_caches_directory: C:\cassandra\apache-cassandra-3.11.2/saved_caches

 

起動

それでは起動してみます。

cd C:\cassandra\apache-cassandra-3.11.2\bin

.\cassandra -f

f:id:hatebuny68:20180428142234p:plain

f:id:hatebuny68:20180428142257p:plain

これで起動されました。

このPowerShellは閉じずにこのままにしておきます。ウィンドウを閉じたら、強制終了してしまいます。

Cassandraを停止させたい場合、×で閉じるのではなく、Ctrl+Cで停止させます。

Ctrl+Cを押すと終了処理が走ってから終了します。

 

起動確認

起動されたことを確認します。

さきほどのPowerShellは停止させずに、別のPowerShellを起動します。

 

CassandraはNoSQLとはいえ、SQLに似たCQLを使えます。ORACLEでいうところのSQLPLUSのようなものです。

 

cd C:\cassandra\apache-cassandra-3.11.2\bin

chcp 65001

.\cqlsh -u cassandra -p cassandra

ユーザとパスワードを指定していますが、Cassandraのデフォルトで設定されているユーザでログインします。

f:id:hatebuny68:20180428143510p:plain

ログインできて、起動していることも確認できました。

 

起動していないのにCQLSHを実行すると、下のようなエラーが出ます。

Connection error: ('Unable to connect to any servers',~~~~

 

起動方法その他

cassandra -f で起動した場合、使用する間はウィンドウを開いておく必要があります。

いちいち気になってめんどくさいです。

 

その時は、prunsrvを使ってローカルサービスに登録すると便利です。

 

Cassandraのインストール

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インストール

Cassandraをまずはダウンロードします。

インストーラは本家サイトからダウンロードします。

cassandra.apache.org

 

Downloadのページから最新のバージョンをダウンロードしてきます。

ダウンロード時の最新バージョンは3.11.2で、こちらがダウンロードされてきました。

 apache-cassandra-3.11.2-bin.tar.gz

以下の環境にインストールします。

 Windows10 Pro

 

まずは、gzを解凍します。

explzhなどの解凍ツールを使います。

なければダウンロードしてください。

 

解凍できました。

さらに、ZIPも解凍して、好きな場所に配置すればインストール完了です。

C:\cassandra\apache-cassandra-3.11.2

 

 

 

ORACLE 正規表現 CSVデータの分割

先日、DBに格納されているCSV形式のデータの一部を置換するSQLをつくった際に
正規表現を使うことになったので、整理しておきたいと思う。

今回やりたいこと:
 CSV形式で格納されたデータを、1項目ごとに分割する

◆INPUTデータ
下記のようにCSVのデータがあったとする。
今回は、大手銀行、時価総額、本店所在地がCSV形式で格納されている。

CSV_DATA
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
"三菱東京UFJ銀行","10,204,409","〒100-8388","東京都千代田区丸の内2-7-1"
"みずほ銀行","5,326,047","〒100-8176","東京都千代田区大手町1-5-5"
"三井住友銀行","6,306,688","〒100-0005","東京都千代田区丸の内一丁目1番2号"

◆SQL
 カンマ区切りのデータを1項目ごとに分割する。
 ”時価総額”など、金額の項目にはカンマ区切りで入っているので考慮する必要がある。
 

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文字コード コードページ コード変換

f:id:hatebuny68:20150729224756j:plain

"Hexcode stoned virus DOS codepage 850" by Smial (talk) - http://www.stoned-vienna.com/downloads/Stoned.asm. Licensed under パブリック・ドメイン via Wikimedia Commons.

 

最近、文字コードについて調べないといけないことになってきた。

まずは文字コード変換するためにiconvでマッピングされてるコードを出してみた。

 このコードのそれぞれのコード表作りたいんだけどなぁ。

 

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飛鳥時代 聖徳太子を中心に、出来事を整理する

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f:id:hatebuny68:20150727002351j:plain

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奈良県の飛鳥地域に”都”があった間の時代。

 ※奈良県高市郡明日香村大字飛鳥。

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決算書を構成する財務諸表の構成。

 

貸借対照表とは、企業の”財務状態”を表す。

過去からの積み上げで、資産=負債+純資産が常に成り立つ。

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Ubuntu 15.04 にOracle XE 11gR2 インストール

ダウンロードはOracleサイトから。LinuxX86-64版をダウンロード。
Oracle Database Express Edition 11g Release 2のダウンロード

 

UbuntuDebian形式だから、RPMからDebに形式変換する。

$ cd Disk1/
$ sudo alien --to-deb --scripts oracle-xe-11.2.0-1.0.x86_64.rpm

 

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